精神力がかなり必要!テレフォンアポインターの仕事の実情

これまでは電話応対の「受信」についてお話してまいりましたが、今度は発信業務=アウトバウンドがメインのテレフォンアポインターの仕事がどんなことをしているのかご紹介しましょう。

テレフォンアポインターを略して、テレアポと呼んでいますが、皆さんはテレアポと聞いてどんな印象を持つでしょうか?まあ、勧誘だ~って印象の方多いでしょうね。

テレアポの会社は結構多いです。テレアポの仕事は「電話での営業職」と言われています。電話する地域を日によって決めて、あちこちの個人宅にかけて商品のお勧めをするのです。名前も聞いたことのない会社からいきなり商品を勧められた!そういった経験は皆さんあるのではないでしょうか?

それでは私の経験したテレアポの仕事がどんなのだったかと言いますと…!何件かありますが、代表的なもの2種類ご紹介いたします。

1.某大手の有名新聞社の1週間無料購読の案内業務

某大手有名新聞社のテレアポ業務は、全国の個人宅にかけて、1週間の無料購読を勧めるものでした。元々パソコンに電話をかけていく全国のリストがすでにデータとして入っており、パソコンが自動的に電話をするシステムになっていました。

電話での営業で、いきなり知らない人へ新聞の無料購読を勧めるのですからプレッシャーがすごかったです。受信より難しいと感じてました。

勿論話し方のマニュアルは用意されてましたが、テレアポは断られるのが当たり前の業務。なかなかお客様に話を聞いてもらえません。中には「何処でうちの番号調べたの?」と叱責されることも多々あり、落ち込むこともしばしばありました。

でも断られても断られても電話をしまくり、話を聞いてくれたお客様にはチャンスです。熱心に無料購読のメリットを伝えると、1件のアポ獲得です!その達成感と同時に疲労感といったら…!

4時間勤務でしたから、1時間に2~3件のアポを取るのが条件でした。これがノルマと言われるものでしたでしょうか。

2.○○ガス代理店・ガス漏れ警報器の取りつけ案内業務

○○ガス代理店では、火災報知機の強制取り付けにあやかって、ガス漏れと火災報知機の機能両方ついたガス漏れ警報器の取りつけ案内の業務をしていました。

当時このテレアポ業務は非常に厳しく、1時間に絶対に2件のアポの獲得と、当日中のガス漏れ警報器の取り付けをするようにと上司から指示されていました。

新聞の1週間無料購読よりかなり高レベルで、ますますプレッシャーでした!手には汗を握ってました。

誰でも知ってる大手のガス会社でしたから、ガス漏れ警報器の話は結構聞いてくれるお客様は多かったのですが、取り付けまでの話まで進むと、断られてしまうケースが多かったんですね。何故断るか?「今日の今日では困る!家族との相談なしでは決められない!」とのことでした。これはいける!と期待してただけに、がっかりでした。

何もそんなことばかりではありません。ガス漏れと火災報知機の両方の役目をするのなら是非今日中にも着けて欲しいって即アポもありました。これは嬉しかったですね!

しかし、休憩中に上司がアポインターの1人1人の1時間何件アポが取れたかの集計をしてました。それで1時間0件だと何故アポが取れなかったのかの理由を厳しく聞いてきたものでした。

でもテレアポの仕事っていつでもアポがどんどん取れる訳ではありません。時にはスランプに陥り、なかなか取れない時もあるんです。それでもう全然取れなくなってしまいますと…!!

テレアポ業務はある程度ノルマを達成できないと、すぐにクビになる世界です。精神的がかなり強くないと務まりません。